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実家に寄ったらば、愛猫がお昼寝中でした。
あんまり動かないので、ちょっと心配になって声をかけた。 ピクリと顔を上げて、目と目が合う。 『ただいま』 元々あんまり鳴いたりしない、大人しい子やったけど。 ふと気がつくと、隣にちょこんと座ってて… そっぽを向いたように静かに寄り添うその姿に何だか切なくなりました。 寂しい思いをさせてるのかな。 って、飼い主の勝手な思い込みなんやろうけど。 ちょっと痩せた気がする。 暑いからかな。 撫でると目を細めて喉を鳴らす。 『うちに来る?』 思わず言葉を飲み込んだ。 独りぽっちの時間が増えてしまう。 独りで居るのと、独りで居させられるのは違う。 少しずつ少しずつ。 時の流れに寄り添うように、動作が緩やかになっていく姿を見るのは、心が痛い… |
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